クルマ>これだけは知っておきたい！クルマのメンテ初心者編！

◆今回はクルマのバッテリーのメンテについてお話しましょう。

　バッテリーの端子回りを観察してください。この端子回りから腐食が広がっていきます。白い粉状のものが付着していたら、直接熱湯をかけて落としてください。端子を固定しているターミナルを緩め、端子の表面とターミナル内側をサンドペーパーで地肌が露出するまで綺麗に磨いてください。その後、うすくグリスを塗って元に戻します。また、バッテリー本体の汚れや受け皿の汚れは中性洗剤と水洗いで十分です。

　注意：ターミナルを緩めるときは必ずマイナス側から始めてください。クルマの電気はボディのあらゆる金属部分を伝って流れています。それを知らず、プラス側から緩めようとして、万が一工具がボディに接触すれば、(＋)(−)が直結したのと同じになり、バッテリーがショートしてパンクします。最悪、気化したガソリンに引火することも・・・。扱いには注意です。なお、取り付ける時は(＋)側ターミナルから先に。

　注意：使う工具は口先の広いスパナを使うこと！口先が広いので、万一ショートしても、すぐに工具をボルトから離せるからです。ボックスやメガネレンチですと、工具がボルトの頭に引っかかりやすく、万一の時に慌ててしまいますので。

※なお、ショートしても程度が軽ければ、しばらくすれば電気は復活します。