クルマ>私の目のつけどころ教えます！中古車はココをチェック！

失敗しない中古車選び〜点検編〜
�@実際に中古車店に行く場合、私ならば次の５つのものは必ず持参します。

軍手・・お手拭用ウエットタオル・・デジカメ・・ミニライト・・コンパクトミラー

◆デジカメで何を撮影するのか？
・・・まずプライスボードを撮影します。価格、年式、走行距離、仕様、付属品の有無、修理歴、車検残りの有無等、そのクルマの大まかな状態を証拠として画像に収めておくためです。また、気になるキズの箇所も全て撮影し、今後の検討材料にするためです。

◆ミニライト
・・・エンジンルームの奥まった部分を見るのに使います。それから、座席の下、横の隙間にゴミ等がないかもチェックできます。

◆コンパクトミラー
・・・エンジンルームの各ゴムホース類の死角になっている部分の劣化・亀裂を発見するのに役立ちます。ミニライトと併用するのが効果的です。

�A標準車載工具類とスペアタイヤは全て搭載されているかもチェックしてください。標準車載のジャッキは応急的なものゆえ、貧弱な構造のものが多いので、私の場合は工具専門店で売っているシザースジャッキ(約１万円)を代わりに積んでいます。車いじりする人ならば誰でも知っているジャッキです。黒いプラケースに入っているので持ち運びもラクです。やはりジャッキだけは信頼できる頑丈なものにしてください。命にかかわりますので。・・・ついでに「スペアキー」と「車の操作取り扱い説明書」が付属しているかも確認ですよ！

�B前オーナーの整備記録も必ずチェックです！特に新車から１０年以上、もしくは１０万キロ走行車の場合は、過去３年以内にエンジンまたはミッションの修理歴(オーバーホール)、エアコン修理、交換歴の３つのうち１つでも記載事項があれば当分は安心して乗れる車だと思います。さらに燃料ポンプ・ウォーターポンプ・サーモスタット・ラジエターの交換歴があれば、これも優良中古車だと言えます。

�C液体類の状態を目と鼻で把握してください。代表的なものはエンジンオイルとＬＬＣ(冷却液)の２つです。前オーナーがどれだけクルマをいたわっていたかがよく分かります。エンジンオイルの色が真っ黒いのは要注意です。ＬＬＣは色とニオイに注意してください。透明感のない濁った赤茶色のＬＬＣはニオイもきついです。また、これら液体類に関して、納車時に新品交換してもらえるのかどうかも店員さんに必ず確認してください。

�Dボムホース類の劣化具合も確認してください(ライトとミラーを使って)。燃料系ホースは特にチェックしてください。サービスの良いお店ですと、ゴムホース類の交換作業は割安でやってくれるところも多いです。